「乃木坂46を受けようと思ったきっかけはなんですか？」

アイドルになってから、オーディションを受けていた時から、何度か問われる機会がありました。
その度にたくさん自分と向き合って、なんでだろうと考えています。
いくつか理由は思いつくけど、決心した決定的なきっかけって、結局なんなんだろう。

憧れのあの人の背中を追いかけたかったから？
私が先輩たちに元気と勇気をもらっていたみたいに、誰かを笑顔にしてみたかったから？
ステージからのキラキラした景色を見てみたかったから？

もちろん全部正解。
けれど、どれも個人的にはぴったりハマっていなくて。
憧れの先輩方の背中を追ってきたのは、皆さんを笑顔にしたかったのは、“きっかけ”とはまた少し違う気がしているんです。

この間のお休みの日に改めてベッドの上でずうっと考えていたけれど、答えは出ませんでした。

そして昨日の夜。
写真フォルダを整理していて、ふと「1年前の私は、、、きっとオーディション中だよな。2年前は一体何をしていただろうか。」
気になって写真を遡ってみたんです。

2023.5.8
その記録は、何も無くて。
写真なんてひとつも残っていなくて、何をしていたかも思い出せなくて。
もう一度、一生懸命考えてみたけど、やっぱり思い出せなくて。

きっと何も変わらない、いつも通り、繰り返しの日々を過ごしていたんだろうと思います。

（もちろんあの頃もすごく楽しかったし、友人や家族と過ごす日々は幸せでいっぱいでした。
今、地元を離れたからこそ気がつけた大切な人達、大切な思い出です。）

私、小さい頃は漠然と何者かになれる気がしていたけれど、大きくなるにつれてそんな事ないって知ってしまって。
けど、だからといっていつも通りの日々を変える勇気もなかったし、変えたいと強く願ったこともなかったから、なんとなーく、みんなと一緒に大学目指して、どこかで働くんだろうなーって。

小さい頃からぼんやりしていて、負けず嫌いでもないから、勝負事は負けがち。
負けても、上手くいかなくても｢まあ、いっか｣って言って、全部諦めてました。

いつも優柔不断で、そこまで執着があったわけでもないからって理由で、悩んだ末にいつも何もできない。
あとで後悔して、でもすぐに忘れてどうでも良くなってました。

昨年の春、乃木坂のオーディション募集がかけられたとき
私はすぐに応募したいと思ったけど、今の生活を変えるのが怖くて、ずっと悩んでいたらいつの間にか締切の日がやってきて。
期間中はずっとどうしようか悩んで、何度も何度も、やっぱ応募はやめようって思いました。
アイドルという未知すぎる世界に入るのは怖いし、このままいつも通り過ごして、このまま大学受験に向けて学生生活を送ろうと思いました。
けどやっぱり、その度に応募したいと思いました。

そこではじめて、いつもだったらすぐに諦めてしまう自分とは違うことに気がついて、確信したんです。
私本当にこのオーディション受けたいんだな、って。
今ここで応募しなかったら、本当に一生後悔するな、って。

そこから今日までの約1年間の出来事は、全てが色濃く私の頭に残っているんです。
オーディションを受けている最中に、絶対に受かりたいという一心で懸命に挑んでいた気持ちも、とても良く覚えています。

考えてみて思ったのは、決心したきっかけも、ここにいる理由も、ひとくちに理屈なんかじゃ言い表せないんだろうと。
運命に導かれるみたいに、色んなことが重なり合って、奇跡みたいに今私はここにいる。

不安なこともあるし、これからきっと楽しいことだけじゃないんだと思います。
私は先程も述べた通り、努力する才能がある訳でも、根気強く頑張れる性格というわけでもないと自覚しています。
けど、それは優柔不断で、結局周りに流されて始めたことばかりだったからじゃないかなとも思うんです。

最終的に、この道を選んだのは私自身。
他の誰でもなく自分の心に従った結果なのだから、変われる気がするんです。
これからの乃木坂人生、がむしゃらに、全力で駆け抜けるつもりです。

これからも、少しずつ、スローペースではあると思いますが成長していく私を、どうか温かく見守っていただけると幸いです。

決心は自分から
そのまま生きよう

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先日のリアルミート&グリート、ありがとうございました！！
次のブログでその時のこと、写真載せますね！
質問にもじゃんじゃん答えていきますので、じゃんじゃん送っていただけると嬉しいです！
(いつもコメントありがとうございます。もちろん毎日チェックして全て読ませていただいています。)

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大好きでかわいい女の子と一日中いっしょにいました。しあわせ〜